冷蔵庫も氷もない江戸で、なぜ寿司が食べられたのか?
冷蔵庫も氷もない江戸の町。それなのに、江戸の人は寿司や刺身を楽しんでいました。
魚河岸、海を走る「押送船」、町を走る棒手振り、屋台の寿司の「ひと手間」、初鰹の大金、将軍に届けられた「氷」――。
魚売りの辰五郎(架空の人物)の一日を追いながら、冷蔵庫のかわりにあった「あるもの」の正体にせまります。
▼目次
0:00 はじめに(冷蔵庫も氷もないのに?)
1:29 夜明け前の魚河岸
3:40 海を走る「押送船」
6:07 町を走る棒手振り
8:22 屋台の寿司は「ひと手間」の味
11:49 女房を質に入れても初鰹
14:03 将軍に届けられた「氷」
15:54 残った魚は、どうした?
17:15 冷蔵庫のかわりにあったもの
▼参考にした資料
・中央区「日本橋魚市場絵図面」「企画展示(魚河岸)」解説
・国立国会図書館「本の万華鏡」第30回(江戸の食)
・キッコーマン国際食文化研究センター『FOOD CULTURE』No.14・No.16
・築地市場協会「築地市場の歴史年表」
・コトバンク(日本大百科全書・ブリタニカ)「押送船」
・浜松市議会だより「浜松市美術館(神奈川沖浪裏の押送船)」
・nippon.com「江戸の寿司」「江戸の物売り」「ミツカンと粕酢」ほか
・歌舞伎座「江戸食文化紀行」No.12(初鰹)
・文京区「加賀藩の氷室」解説、北陸大学紀要(氷室献上の史料について)
・農林水産省「うちの郷土料理(佃煮)」
・日本銀行金融研究所 貨幣博物館「江戸時代の1両は今のいくら?」
※お金の換算は、くらべ方(米・賃金)で大きく変わるため、幅を持たせています。
※初鰹の本数・値段、氷の運び方など、説が分かれる所は「といわれます」とお伝えしています。
▼使った絵(どれも著作権の切れた作品です)
・歌川広重「名所江戸百景 日本橋雪晴」「両国花火」「猿わか町よるの景」「佃しま住吉の祭」
・歌川広重「東海道五十三次 日本橋 朝之景」「蒲原 夜之雪」、「武州芝浦」
・歌川広重「魚づくし」(鯛・かさご・鰹に桜)、寿司の団扇絵
・葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」「上総ノ海路」
・歌川国安「日本橋魚市繁栄図」
・春好斎北洲「三代目 中村歌右衛門」、「徳川家康像」
・柳々居辰斎 摺物(寿司)
・『近世流行商人狂哥絵図』(国立国会図書館所蔵)
・「日本橋魚河岸」(米国議会図書館)
画像の多くは、メトロポリタン美術館・国立国会図書館・米国議会図書館などが公開している物を、Wikimedia Commons から使っています。
▼BGM
YouTube オーディオライブラリ(Koto San/Minyo San Kyoku/Hon Kyoku)
ナレーション:音声合成
※辰五郎は、当時の記録をもとにした架空の人物です。
#江戸時代 #寿司 #日本史
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